参加資格
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- 【全コース共通】
- 大会当日に18歳以上の男女。
- 全コースを迷うことなく制限時間内に完走の自信がある人。
- 国立公園内がコースの一部となるため、他の利用者や自然への配慮が出来る方。
- 悪天候の場合でもトレイルから外れない事が約束出来、自然を愛する事が出来る方。
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- 過去3年間に25km以上のトレイルランニングの大会を完走した事がある方。 対象期間:2019年2月1日~2022年1月31日
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- コース全行程の距離を主催者が発表している大会。
- 主催者により記録計測しておりその記録が主催者によって証明できる大会。
- コースのうち未舗装林道および山道の割合が全行程75%以上もしくは21km以上あるもの。
参加条件
- 今大会のレースで起こりうる問題(高度、天候など)に対して、外部の助けなしに自ら対処できる能力を有し、自己責任を十分理解していること。
- 多くの動植物や人が関わる自然環境の中でレースを行う事を十分に認識し、 環境負荷を最小限にするための競技ルールや大会参加者以外の利用者へ配慮した運営に対して十分理解していること。
- トレイルランニング専用シューズ以外での出場はできません。
競技規則
本大会は標高 1,000Mを超える地点を含む山岳地帯を中心に、約25km〜67km を走破する過酷なレースです。 山風や天候悪化、体調不良、道迷い、転倒、滑落、落石などによる様々な傷病や遭難のリスクについては、 全て参加者の自己責任となり、主催者は一切責を負いません。 下記競技規約含めて熟読し、全て同意の上でお申込み下さい。
競技方法
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- 定められたコースのタイムレース方式とします。
- ロングコースは第1関門、第2関門、第3関門、第4関門に制限時間を設け、ミドルコースは第1関門、第2関門を設けます。
これを超えた選手はレースを中止し、役員の指示に従い下山してください。
【ロングコース】
・第1関門はたけのこ工場前、制限時間はスタート後5時間50分(10:50)とします。
・第2関門は旧古屋敷小学校、制限時間はスタート後8時間40分(13:40)とします。
・第3関門は水上村役場、制限時間はスタート後13時間00分(18:00)とします。
【ミドルコース】
・第1関門は旧古屋敷小学校(11km地点)、制限時間はスタート後3時間(10:30)とします。
・第2関門は水上村役場(33km地点)、制限時間はスタート後7時間30分(15:00)とします。 - ショートコースは関門なし
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自然保護に関するルール
本レースのコースは、希少動植物の生息するエリアを含んでいます。 貴重な自然環境の中で行われることを十分に認識し、主旨を十分に理解した上で、以下のルールを厳守してください。
- トレイルへの影響を軽減する為、ストックの使用を禁止します。
- トレイルコースからはずれることを禁止します。自然保護上必要な箇所には、追い越し禁止、その他の制限を設定します。
- コース上および全区域で動植物、菌類、岩石などを採取、損傷することを禁止します。
- コースの角をショートカットすることは、植生にダメージを与えるので禁止します。
- ゴミは絶対に捨てないでください。
- 用便は各エイドステーションのトイレを使用してください。止むを得ないときは携帯トイレを使用し、紙を使った場合は必ず持ち帰ってください。
一般利用者、他の大会参加者への配慮について
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- レース中、ケガ、病気などで身動きできないランナーと遭遇した場合は、その救助を優先してください。
- レースを支えてくれる関係者や地元の人々、ボランティアに対する感謝の気持ちを忘れないでください。
- コースは大会で占有をしているものではなく、一般利用者も使用していることを十分に理解し、その通行を妨げてはいけません。 その他の場所でも、安全な場所で走らず歩いて追い抜いてください。追い抜く時、すれ違う時には挨拶を忘れないでください。
- コース上に存在するすべての建造物などに傷つけないよう注意してください。
- 指定されたコース以外には絶対に立ち入らないでください。
- 道路占有許可をした以外の舗装路では必ず歩道を走ってください。また道路横断に関しては誘導スタッフの指示に従ってください。
一般歩行者へのルール
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- 登山道について走行する場合は、一般歩行者が優先となります。
- 一般の歩行者がコース上にいる場合は、歩行者の通行を優先してください。
- 追い越しを行う際は、必ず声かけ等を行ない追い越し者へ追い越す事を認知させた上で、安全な場所で走らずに歩いて実施してください。
- すれ違いの際には歩行者を優先し、安全な場所で歩行者に対して道を譲った上ですれ違いを行ってください。
エイドステーション
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- エイドステーションには食料と飲料が用意されています。
- ウォーターステーションには飲料が用意されています。
- レースに登録していない者の併走はできません。また、エイドステーションの規定区域外へ立ち入ってはいけません。
- エイドステーション 1(AS1)上米良大平線峠
- エイドステーション 2(AS2)たけのこ工場前
- エイドステーション 3(AS3)旧古屋敷小学校
- ウォーターステーション 1(WS1)
- ウォーターステーション 2(WS2)
- エイドステーション 4(AS4)水上村役場
コース上の案内について
- 土地所有者および管理者の許可を得て、必要最低限のマーキングテープや表示看板、スタッフの配置を行っています。コースの誘導をするための看板、山岳部の危険箇所はロープなどを設置し、危険を回避出来るようにするとともに、スタッフも配置していますのでその指示に従ってください。
- 追い越し禁止区間、その他の制限を設定する案内が設置された区間ではその指示に従ってください。
- 交差点などで一時停止を求める場合があります。スタッフの指示に従ってください。
- 案内は大会直前に設置され、終了後すぐに撤去されます。
救助および医療援助の体制
- 競技が安全に行われるために、大会実行委員会では可能な限りのコース整備と、救助および医療援助体制を準備しています。選手はトレイルランという自然の中で行われる競技に危険が伴うことを充分に認識し、ケガ、病気、事故などに対して、自己の責任において大会に出場してください。
- 応急処置の救護所はすべてのエイドステーションにあり、医師または看護師が待機しています。これらの救護所は大会本部と電話もしくは携帯電話でつながっています。
- 応急処置は、参加登録の有無に関わらず、本大会に関係するあらゆる人々を危険な状況から救助するために行います。 ※環境やその状況により、援助が到着するまでに時間が長くかかる場合があります。 ※医師や救護者に処置を受けた選手は、レース後に必ず専門医を受診し、診察結果を大会本部へ伝達してください。
- 医師と救護者には、これ以上競技を続けられない選手に、競技を中止させる権限があり、その際にICチップだけでなくナンバーカードも回収する場合があります。
- レースを中止した場合、その場からフィニッシュ会場まで収容バスまたはサポートの車を使って戻ることが出来ます。タクシーなどを呼ぶ場合の費用は自己負担とします。
- 救護される人間にその必要があると判断され、救助隊を呼ぶことがあります。この場合にかかった費用は救護された方に負担していただきます。
- 大会主催者が加入する選手の事故・傷病への補償をする傷害保険の範囲は以下となります。
・死亡、後遺障害 300万円 / 入院(日額)2,500円 / 通院(日額)1,500円
※別途、遭難時の捜索費用を補償する山岳保険の加入を強くお勧めいたします。
安全管理
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- 通過チェックをエイドステーション・ウォーターステーションで行います。
リタイア(棄権)
途中棄権をする場合は必ずスタッフに申告してください。無断で途中棄権をすると捜索の対象となる場合があります。 ※ナンバーカードは荷物受取に必要なため、捨てずに携帯してください。<エイドステーションでのリタイア>- エイドステーションでスタッフに途中棄権する旨を申告してください。
- 巡回バス、または収容車でゴール会場に戻ることができます。
- コース上でリタイアする場合は、必ずスタッフまたは大会本部に申告してください。
- 自力で移動が可能な場合は、最寄りのエイドステーションまで移動してください。自力で移動できない場合は、スタッフの指示に従ってください。
※コース上でのリタイアは、収容に時間がかかることが予想されます。無理せず、ひとつ手前のエイドステーションでリタイア申告してください。
装備品チェックリスト
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- コースマップ
- 携帯電話
- 個人用のカップ
- 1L 以上の水
- ナンバーカード(前方から視認できるよう、体の前面(胸、お腹)に付けて下さい)
- 携帯食料
- ファーストエイドキット
- ライト(ロングスタート時暗い箇所があるため)
禁止事項
選手が以下のルールに反しスタッフの注意に従わなかった場合は、その場でレースを中止させることがあります。- コースをショートカットしたり、はみだしたりすること
- 必携品を装備しないこと
- ごみを捨てる行為
- 選手以外の者と伴走すること
- 乗り物の使用、代走、その他法律に抵触する行為
- 競技中のナンバーカードの不着用、計測チップの不携帯
- レースのオフィシャルスタッフや医師、看護師、救護者の指示に従わないこと
- 関門時間後のレースの続行
- ストックおよび杖の使用
責任
- 選手の責任
- 本大会の参加にあたってすべてを自己責任とします。
- 主催者の責任
- 参加者の故意によらないコース上の器物破損(対動植物、対物の事故、トレイルの崩壊など)
- コース上のマーキングおよび案内看板
- スタッフの安全管理 ※主催者は賠償責任および参加者の傷害保険に加入していますが、選手のみなさんに保険に入ることをおすすめします。
大会中止等の判断とその周知
下記の事由により大会の開催・継続が困難と主催者で判断した場合は、大会中止または大会の中断、コースの短縮を行います。 大会開催日を延期することはありません。
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- 気象警報発令時
- 降水が続き大会を開催する事によりトレイルに深刻なダメージを与える可能性がある場合
- コース途中における崖崩れ、落石など、参加者の安全を確保できないと判断された場合
- 災害時
- 地震、風水害、降雪、事件、事故、疫病などによる開催縮小、中止、通知方法などについてはその都度主催者が判断し決定します。
- 大会中止の判断は大会当日または前日までに大会ホームページにて発表します。電話でのお問い合わせはご遠慮ください。レース中に中止を判断した場合は各エイドステーション・ウォーターステーションでアナウンスを行います。
- 大会中止の際でも原則として参加料の返金はいたしません。
大会出場中の著作権、掲載権
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- 大会出場中の写真、映像、記録、記事等の新聞、雑誌、テレビ、インターネット等への著作権、掲載権は主催者に属します。